通常技魔術

本来であれば現代の魔術師としては有り得ない魔術素質を持つが、精神面の不安定さ故にランクダウンしている。結界魔術を最も得意とし、次点に刻紋魔術や錬成術の適性も持つ。その他系統も一流の水準を保つ。

必殺技三理断界

専用の魔術器を用いて空間を隔てる大魔術。
ネクティリアの全力さえ受け止める、リチェルカ最大の防御。
リチェルカにとって最高傑作のひとつで、神話級の材料を用いて作成された。万一この魔術器が破損した場合、修復や再作成は現実的ではない。

キャラクタープロフィール

BlueRose探偵事務所の主人。
数千年にひとり、というレベルの稀代の天才魔術師。結界魔術や刻紋魔術、錬成魔術のほかにと多くの魔術系統に秀でている。その中でも結界魔術は過去を含めても全魔術師中最高峰の才覚を有しており、その超度はおよそすべての現代兵器を容易く防ぎうるほどのそれ。

過去の経験から他人をあまり信用しないようにしている。しかし根はお人好しとも言えるほどに優しいため、人の好意や親切を無下にできない。
他人と積極的に関わろうとせず、突き放すような態度をとるが、それは自衛のためだけではなく、自分に関わった人間も不幸になるのではないかという強い思い込みが彼女の中にあるからである。

等価交換を人生における大原則としており、行動に対する正当な評価・報酬を尊ぶ。

自分を下に見がちで、やや自虐的な面もある。
精神面にやや不安定さが残るものの、告天子やBlueRoseの仲間と出会ってからは回復しつつある。

本人は無意識だが、かつて唯一の味方だった兄の姿を告天子に重ねて心の拠り所としている。
リチェルカが告天子に対して抱いているその安心感は、ともに過ごすにつれて別の好意へと変わりつつあるのだが、リチェルカはそれに気付いてはいない。
あるいは、関係が壊れることを恐れて目を逸らしているか。

実は現代人ではなく、生まれは数百年も遡る。有り余る才知からかつては神童と持て囃されたが、度重なる暴走により次第に人々に恐れられるようになり、ここではないどこかへ消えてしまいたいと願った。そして翡翠の魔女の協力によって暴走を封じる枷を施され、数百年後の未来へ逃げた。それからは独り静かに暮らすが、告天子との出会いによって再び運命の歯車は動き出す。

魔術だけではなく実は身体能力も優れている。鍛えているわけではないが、それでも素の身体能力では告天子を上回っている。
戦闘は苦手だが、才覚溢れた彼女にとって大抵の魔術師や吸血鬼は大した相手にもならない。魔性の影響を受けなくては真価を発揮できない告天子と違って彼女は素の能力も安定して高く、致命的な相性でもない限り十処鬼や薔薇連盟の吸血鬼とも競える。

彼女の瞳が黄金の輝きに満ちる時、狂える魔女は顕れる。

キャラクター詳細

誕生日	3月30日
年齢	17歳（現代に来た時点では14）
身長	155cm
１人称	私
２人称	お前
好き	兄　告天子　ひとり　静寂　魔術
嫌い	孤独　魔術　余計なしがらみ