キャラクタープロフィール

『凶犬』と称される男。
高名な吸血鬼ハンターの家系の生まれで、十処鬼にも匹敵する実力を有した優れた狩人だった。
薔薇連盟の吸血鬼との交戦時に相討ちで噛みつかれ吸血鬼化する。
アーマティを警戒したベルナドライは彼を監視下に置くため薔薇連盟に招聘するが戦闘となる。ベルナドライはアーマティを打ち破り、敗北したアーマティは従順を装い加盟を決める。

現在はベルナドライ派の剣客として敵対勢力の吸血鬼を狩り続けている。
しかし全ての吸血鬼を根絶やしにするという決意は吸血鬼ハンターの時から些かも揺らいでおらず、水面下で牙を研ぎ時を待ち続けている。

吸血鬼になる前から身体能力が高かったが、それは吸血鬼ハンターとして鍛えたからというだけでなく、エグゾナ一族が吸血鬼との混血種のため。

彼は周囲の吸血鬼の居場所や気配などを正確に感知することができる(魔術などで隠蔽されていない限り)。これも一族の継承している特異体質。

所持する得物は真性霊装。
吸血鬼を食い滅ぼす魔剣であり、斬られた吸血鬼の再生能力は大きく減衰される。
吸血鬼の血を啜るほどに力を溜め込み、解放することで斬撃を飛ばすことができる。この技の威力が対象となった吸血鬼の不死性のランクを上回れば完全に滅殺することができる。

血液の好みは『吸血鬼を含んだ混血』。
彼自身のようなダンピールのことを指し示しているが、彼自身は既に吸血鬼となってしまったため、自分の血で乾きを満たすことはできない。