必殺技血醒態『特異障域：白銀雪原』

彼女の記憶をもとに展開される結界の一種(魔術とは非なるもの。超能力に近い)。これによって彼女は冷気を操る。完全開放時には名前の通り一面が白銀に染まった結界へと引きずり込み、対象の感覚を狂わせる。

キャラクタープロフィール

処刑号は『雪』。『十処鬼』では第六位を与る功績を残している。
吸血鬼として薔薇連盟に加盟していながら異類封印機関(エクスキューター)にも名を連ねるという、異例な立場の人物。

幼少期を孤児院で過ごすも、とある雪の日に吸血鬼に襲われ壊滅。その吸血鬼に見初められ、眷属となることで一命を取り留める。
しかし吸血鬼としてのポテンシャルがあまりにも高かったために僅か十数年でその吸血鬼の力を上回り、離反する。
仇討ちを成し遂げた後も怒りを忘れられなかった彼女は、復讐の続きとして吸血鬼狩りを始めが、ある雪の夜に真祖グリメィディアと運悪く出くわし、果敢に挑むも返り討ちにされる。
グリメィディアの気まぐれによって見逃された彼女は未熟さを悔やみ、さらに苛烈に吸血鬼を狩り続けた。
そんな日々を数十年繰り返し独自の血醒態に開眼する。それは彼女の心に刻まれた二つの夜の具現であり、忌まわしき記憶を起因とする異能。
冷気を己が力として支配した彼女は、今日も独り復讐を遂げるために吸血鬼を狩り続ける。

血の好みは冷えた血液あるいは凍らせた血液。
吸血鬼を嫌っているため直接人から血液を吸おうとはせず、エクスキューターから血液パックとして配給支援を受けている。

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血醒態
>具現結界：白銀雪原
彼女の記憶や心象風景をもとに展開される結界の一種。これによって彼女は冷気を自在に操る。
完全解放時には名前の通り一面が白銀に染まった極寒の世界へと引きずり込み、対象の感覚を狂わせる。
通常解放時をワイナーヴァレスの氷晶操作と比較した場合、精密さではホワイトエアが上回るが、出力はワイナーヴァレスが上回る。