© 2017 厶印@パロコラ10年生 無断転載・AI学習禁止

通常技血醒態『Solve et Coagula』

通常技

凝固と融解の能力。メンデスのバフォメットを想起させる力となっており、『黒山羊翁』の異名もここから来ている。

必殺技古代魔術・遡行回帰

必殺技

ロスト・エインシェント。
失伝された神代の魔術。本来は現代の魔術師では再現できないが、フィリップは遡行回帰によりそれを可能としている。

キャラクタープロフィール

『黒山羊翁』

秘窮會(アンノウン・タイトル)”と“薔薇連盟”に籍を置きながら活動する、壮年男性の姿をした吸血鬼にして魔術師。
 ベルナドライ門派の血属。即ち祖親を真祖グリメィディアとする第二血裔。等級は第三位始祖。
秘窮會(アンノウン・タイトル)”に属する古代魔術の研究者として、ひとつの到達点であるベルナドライに深い尊敬の念を抱いており、彼に教えを乞うべく自ら進んで血属となった。フィリップ自身も高い魔術の素養を有している。古代魔術の歴史においては西暦以後の参入者は新参も新参であるが、彼は齢700程度にして遡行回帰を可能とする領域にまで至っている。

 第二血裔という恵まれた血を受け継ぎ数百年を生きた彼は、当然“血醒態”の力も掌握している。彼の能力は『凝固』と『融解』。掌で触れられるものであれば、それが如何なるものであっても『凝固』あるいは『融解』の対象となりうる。それは物質だけでなく、神秘的なものでも同様に。例として“薔薇連盟”が挙げられる。彼はその連盟に所属する一員である。つまり、婉曲的な解釈を元にすれば、常に「触れている」も同然と看做せる。これにより彼は“薔薇連盟”の『凝固』──即ち組織の結束を促進している。抽象的な対象故に効果は減衰されるものの、価値観の大きく異なる派閥が仮にも組織という体を維持しながら共存できていることには、少なからず彼が寄与していると言える。

 彼は“薔薇連盟”において上下関係や規則を重視する厳格な人物のひとりとして知られる。派閥としてはベルナドライ側の吸血鬼であり、『新たなる真祖』エリスやその共謀者であるルースらの派閥に対しては怪訝な態度を示す。また、特に新参の連盟員が次々と“異類封印機関(エクスキューター)”や“銀撃猟兵(シルバーバラージ)”によって撃滅されていっている現状にも深い憂憤の念を抱いている。
 一方で、組織というものへの深い執着は無い。彼にとっての“薔薇連盟”とは、大師ベルナドライの下で魔術の研鑽を重ねるにあたって切り離し難いものでしかなく、それ以外は些事である。故に吸血鬼社会の未来や真祖への叛逆といった他者の行動原理を理解するつもりも無い。
 逆に、彼が魔術の研鑽に熱中する理由は執着である。魔術師の家系に生まれた彼にとって、魔術の探求は至極当然の使命だった。進んだ先で辿り着けるかもわからない到達点(一なる始原)を目指すその使命は、彼にとって空虚なものだった。しかし彼はそれを求められ、多くの同輩とも比較され続けた。彼がとある邂逅を境に道を逸れたことも、当然と言えるだろう。目ぼしい成果を残せなかろうと、血筋を維持するために子を成し、同様の空虚な道を進ませる。そういった魔術師ならではの価値観に辟易していたのだ。
『悠久の時間を費やし、自分自身の足で到達点に至ること』。その誘惑に引き寄せられ自ら吸血鬼に堕ちた魔術師は少なくない。彼もそのひとりだった。他との違いは、そのきっかけとなる出会いが劇的だったというだけのこと。

キャラクター詳細

身長

196cm

職業

魔術師

1人称

吾輩/私

2人称

貴様/貴方

最終更新日時: 2025/11/12 23:47

このキャラをパロする このキャラでコラボする
パロ・コラボ時の表現可否βHelp

R15セクシー表現

OK

お色気表現

OK

R15グロ表現

OK

バイオレンス表現

OK

着せ替え

OK

年齢操作

OK

ギャグ表現

NG

版権パロディ

NG

作品主へのリスペクトを忘れずにパロ・コラボしましょう


ログイン が必要な機能です。
ログイン することでコメントできるようになります。

アーティスト

厶印@パロコラ10年生 NEO

ゆるりとやろう

:168 :50 :12

収録パック

個人

全50種

酔え、騒げ、狂える者どもよ。朱き鮮血の悴せぬ間に──。

- 収録キャラ

この作品のURL