キャラクタープロフィール

『鮮華』と呼ばれし呪花の吸血鬼。薔薇連盟最古参のひとり。ネクティリアを親とする高位吸血鬼。
水源の魔女に入門して魔術を授かった魔術師で、人間時代は吸血鬼の研究をしていた。魔術の研究も並行して行っており、ベルナドライとはその頃からの知人。
吸血鬼になった時期はリオナルスの方が遅いが、人間時代から交友があったためかベルナドライからもそれなりに信用されている。

現在では薔薇連盟の一員としてベルナドライに与しているが、彼の派閥内でも比較的中立に寄った立ち位置を保ち、半ば傍観者を気取っている。
リオナルス自身に勢力を拡大する気は無く、真祖への復讐心もほとんど持ち合わせていない。
利益より趣味を優先する性格で、薔薇連盟で決定された計画にも積極的に参加しようとはせず、参加しても前線に出ることはほぼない。

真祖を親に持つ吸血鬼としてはあまり高い身体能力を持たない。しかし身につけた能力は厄介極まりない。
能力の発動にはリオナルス自身の毛髪が必要となるが、1度の発動につき1本しか使用しないためコストはほぼ無い。
抜いた頭髪から花のように鮮やかな毛色の獅子を生み出すことができ、それらは自律行動を行うこともできる。また、全ての獅子は記憶と感覚を共有しており、リオナルスが死滅した場合は個体のいずれかが本体(リオナルス)の姿に成り替わり、行動を続行する。

血の好みが気分で変わる珍しい特性を持ち、特定の血に好き嫌いはない。