キャラクタープロフィール

処刑号は『黒鬼(ブラックオウガ)』。異類封印機関(エクスキューター)『十処鬼』では第七位。
現メンバーでは最古参で、“ツングースカの竜”作戦にも携わった。
堅実に成果を挙げるため組織や同胞からの信頼も篤い。

静穏で沈着かつ世捨て人じみた死生観を持つ人物。他人に殆ど興味が無いものの、関わりを拒むタイプでもない。
そんなトレッセだが、大怪魔“悪霊ブルーノ”の侵食を受けている影響で性格が豹変することもあり、その面が表出しているときには加虐的で短慮な思考に切り替わる。
現在では精神修行によって、ある程度だがオン・オフの切り替えができるようになっている。

元々は亜吸血鬼(ウプイリ)狩りで生計を立てていた。
次第に怪魔を専門に相手取る傭兵としての稼業に手を出し始め、勧誘をきっかけにエクスキューターに落ち着いた。
そういった経歴もあり、単独あるいは少人数での任務を得意とする。
エクスキューターに所属してからは高難度の怪魔との戦闘が増えたため、改造手術によって身体能力を補っている。
所属以前から“悪霊ブルーノ”の影響による、強靭で老衰することもない肉体を得てはいた。その上で改造手術を受けたのは、“悪霊ブルーノ”の力を多用することは魂の酷使に近しいため。

相手によって霊装を切り替えて戦う。
また、爆薬を多用するスタイルの戦法を得意とする。

§

武装
>銀の杭打機
銀の杭を叩きつけるように打ち出す破砕貫通の権化であり、一撃必殺の武器。重量もあり、隙も大きく、扱い難い。
トレッセはこれを昔から愛用している。
改良に改良を重ねた結果、現在では杭は聖別されたミスリル銀に換装され、火薬だけでなく魔力によっても杭を打ち出せるようになった。
>陰の外套
着用者の気配を絶ち、認識しようとする者を阻害する外套。

>獣性喚起
ブルーノの影響によって肥大した獣性を前面に出す精神の切り替えスイッチ。
死を拒絶する性質が肉体に顕れ、致命傷の一つや二つならものともしない耐久性を得る。