必殺技古代魔術

ロスト・エインシェント。
失伝された神代の魔術。本来は現代の魔術師では再現できないが、フィリップは遡行回帰によりそれを可能としている。

キャラクタープロフィール

『黒山羊翁』
秘窮會(アンノウン・タイトル)出身の魔術師であり吸血鬼。
現在は薔薇連盟に籍を置き、真祖撃滅に尽力している。

古代魔術の先達であるベルナドライの下で古代魔術を研究するため秘窮會を離脱し、眷属となった。
魔術師としての才は高く、西暦以降の生まれという若年であるにも関わらず遡行回帰を達成している。

体内にベルナドライの心臓の欠片を移植しているため吸血鬼・魔術師としてのスペックが引き上げられている。また、他にも特殊な効果がある模様。

能力は融解と凝固。どのような物質であっても掌で触れることで自在に融解・凝固させることができる。
切り離されても能力を使うことはできるが、効果は非常に減衰する。

ちょび髭を生やした厳格な雰囲気の男。
落ち着いた人物だが、想定外の事態には狼狽し、長引くと激昴する。
他者と接するより自分の研究に没頭する方が向いている学者肌の人物。魔術研究中の彼には鬼気迫るものがある。
しかし無類の研究好き……ということではない。
一般的な凡庸な魔術師にも多いが、彼は魔術こそが自分のアイデンティティと考えている。しかし魔道において自分の先を行く者は幾らでもいるため、同時に強い劣等感を抱えてもいる。彼はその劣等感を強い怒りに変えているのだが、その発散先が研究に向いているというだけ。
また、虐待・虐殺・拷問を愉しむ趣味もあるようで、吸血目的以外で人を殺すことも少なくない。

好物は「弱者の血」。