必殺技血醒態『眷属編竄・蛞蝓群鬼』

自身の眷属の肉体を操作し、無数の蛞蝓型吸血鬼に変貌させる血醒態。

キャラクタープロフィール

『蝕蝓卿』と呼ばれる蟲使い。
恰幅の良い中年男性風の姿をした吸血鬼。
薔薇連盟の吸血鬼としては比較的年若い。

かつて貴族だった頃の栄光を取り戻すために今は媚びへつらうが、その実はかなりの野心家。
血統や年功を重んじるベルナドライ派よりもエリス派の方が与し易いと考えてエリス派に肩入れしている。
小物っぽいが意外にも知略家で、ルースさえもが一目置き警戒するほど。
エリスに気に入られているルースを疎ましく思っており、作戦立案などの場面ではしばしば食ってかかる。

巨大な蛞蝓の姿になる能力を持つ。その外見はバナナスラッグに近いが赤黒く、通常のナメクジには見られないパーツが現れる。
この姿になっている間は体表から水分を吸収し魔力に変換する能力を得る。
しかしデメリットが大きくそれ自体にはあまり有用性が無いため、自分の使い魔(蛞蝓)を寄生させた人間を使役するもうひとつの能力を好んで用いる。
寄生された人間は再生力と身体能力が大きく上昇し(個体差はあるが、どれも吸血鬼並)、ヨアヒムの意思によって操られるようになる。

好物は『権力者の血』。