通常技天の猛攻

魔力と肉体の調和を最適化し、力・速度・精度を理想的な状態へと引き上げる補助魔法。自身のみならず、召喚主にも恩恵を与えられるが、身体への負荷が大きいため長時間の使用は厳禁。

必殺技捨て身の襲雷

蒼い炎を纏って上空から急降下し、接触した者を中心に爆発的な雷撃を発生させ、周囲の敵を麻痺・燃焼状態にする。
魔力の消耗が激しい半ば捨て身の魔法ゆえ、命の危機に直面したり、為す術を失った場合の最終手段としてしか使用しない。

キャラクタープロフィール

＿そして悪い魔女は退治されました。
これはその処刑人のお話＿

”人殺しの国王を一刻も早く処刑しろ”。
誰かが、そう叫んだ。

人々のために身を賭す思いで烈氷を奮った、ネーヴェルクの英雄であり国王。そんな彼に告げられた罪状は、あまりにも私情交じりだった。
彼は何の罪も犯してなどいない。一国の王として、当然の責務を果たしたまでなのに。
　――彼を慕う国民たちの擁護の声は、誰にも届かなかった。

「私が、……彼に火を焚べます」
振り絞って出した声は、私にとって残酷他ならない言葉だった。しかしそれが、考えうる選択肢で最善の策だった。
ギリと固く奥歯を噛み締め、涙で滲む視界の中、彼の元に歩み寄る。国民を守り続けてきた「蒼き炎」が彼の命を奪うことになってしまうだなんて。せめて、この炎が彼への餞となりますように。
国民を第一に考え、明るく爽やかな性格で多くの人々を導いてきた、そんな指導者は今、何を思っているのだろうか。
　
　――彼の身体に刻まれた氷の刺青と、私の「蒼き炎」は相性が悪かった。
衰えを知らない蒼炎に燻られ、いつ終わるとも知れない絶望の中、彼の身体はひび割れ、焼け爛れていく。

少しクセのある青い髪も、優しくて綺麗な瞳も、何もかも。
気丈に振る舞っていた表情も崩れ、"嫌だ、やめてくれ"と焼け潰えた喉で絞り出される声は、もう彼の声とは思えなかった。

そんな彼を前にただ涙し、自分の無力さを酷く恨むことしか出来ない。
……こうなる運命だと分かっていれば、彼の笑顔があるうちに、せめて一言「愛している」と伝えたかった。

　――もう、あの瞳は私を見ない。あの声は、二度と私の名前を呼んでくれない。

※細かい情報は設定資料の詳細欄をご覧ください。

キャラクター詳細

誕生日	2月27日
身長	163cm
職業	使い魔
１人称	私
２人称	あなた、○○様(特定の人物のみ)
好き	ブライト、頼られること、肉全般(鷹の姿時)
嫌い	ブライトが嫌いなこと