通常技魔眼の明滅Lv.4

効果が定着していない未完成の魔眼。明滅させた魔力の信号を送ることで、対象に痙攣や硬直を引き起こす。
[常時効果(異形状態のみ)]攻撃が遅延攻撃になる。
[発動時効果(人型状態のみ)]対象に[遅延]＆AGL低下(小/1T)

必殺技ヴァルネラブルベインLv.8

接触したものを脆弱化させる特性。攻撃に合わせて瞬間的に最大解放する。
対象に防御無視の攻撃＋有利効果解除(2個)&高確率で[脆弱](2T)&[霊力使用時ダメージ](中/2T)付与

キャラクタープロフィール

　異形種の上級悪魔の血筋を引く。
　微生物型の魔獣が多く棲息する樹海──以後、ロランルーゼの樹海と呼ぶ──に適応した悪魔種で、「ヴァルネラブルベイン」も微生物魔獣を取り込んで獲得した性質。
　元来視力を持たない悪魔種であるはずのイシェピアが魔眼の力を有するのは、この樹海に落ちた魔宝片の影響。

　人間界標準時間で20年程度前に、ロランルーゼの樹海に魔宝片が落ちた。イシェピアと弟はこのときに魔宝片から零れた火花を直に浴びる。
　ロランルーゼ一族は落ちた魔宝片の魔力を感じ取り、至宝として崇めつつ、樹海をより濃密な魔力で満たすために利用した。
　魔宝片の力を浴びたふたりにはそれぞれ異なる力が芽生えていたが、イシェピアの魔眼は埋没しており使用できなかったため、力を扱うことができた弟を重用するようになった。

　しばらく月日が経過し、ブラスが魔宝片を探しにロランルーゼの樹海を訪れた際、力量の差を感じ取ったロランルーゼ一族は平伏し、魔宝片をブラスに貢いだ。
　ブラスはこれを快く受け取り、ロランルーゼ一族は準男爵位を賜ることとなる。
　その後、ロランルーゼの樹海は魔宝片という栄養源を失ったことで腐り枯れ果て、一族もここを手放して都に移り住むことを選んだ。
　都に移住したロランルーゼ準男爵一族は、瞬く間に奢侈に流れ、莫大な借金を抱えて爵位剥奪、そのまま離散となる。

　ナイトメアの元で借金返済のために弟とふたりで奔走していたイシェピアだが、自分のことならいざ知らず、弟のことを冷嘲する者とは例外なく争ってきた。

　このときには、人型の姿を模す術を会得しており魔眼を扱うこともできるようになっていた。ただし、力が根付いてから使っていなかったため、魔眼の力が未発達で強い力はない。

　ナイトメアの指示によってとある実験施設(ベルベディのもの)を襲撃する作戦に参加するが、作戦は内通者によって露見しており、ほとんどが返り討ちに遭う。イシェピアもそのひとりになりかねないところだったが、弟が身代わりとなり、辛うじて窮地を逃れた。

　それからしばらく後。悪名が広がり始めたプルトラを危険視したパトロンの要求により、ナイトメアは、プルトラの実験施設を壊滅させることを決める。イシェピアもこれに参加し、この時にリアンと出会う。
　髪色も雰囲気も弟に似ており、リアンを弟に重ねたイシェピアは、リアンを引き取ることをナイトメアに申し出、認められる。

キャラクター詳細

年齢	128歳
身長	142cm（異形時は頭頂まで4.5m前後）
１人称	オレ
２人称	お前、テメェ、テメー
好き	リアン、弟、
嫌い	停滞、低迷