通常技蔓草の抱擁 Lv.2

魔力でできた蔓を相手に絡みつけ、動きを鈍らせる。対象のATKが高いほど解除されやすい。

必殺技我が身は全て糧となりて Lv.9

死亡と同時に発動。全身が蔓に覆われ、地中に根を張り養分と魔力を吸収しながら肉体の再構築を行う。再生にかかる日数は地中の魔力濃度に依存する。

キャラクタープロフィール

天使に恋をして駆け落ちした悪魔。
本当に悪魔なのか疑わしくなるほどに善良で誠実、献身的で慈愛に満ちている。
見た目も血統も能力もパッとしない、無駄に魔力が多いだけの道端の名もなき草花のような女性。
……その執着心を除けば。

夫であるオルテンシアをこの世の何よりも愛している。彼のためなら何でもするし、何をされても構わない。
堕天直後で弱っていた彼のために始めた魔力の供給は、その必要もなくなり力を増すばかりである現在も続いている。
愛する夫に自分の魔力が流れていることが嬉しいらしく、求められれば喜んで魔力を差し出す。

豊富な魔力を持つ割に戦闘面ではほぼ役に立たない。攻撃の手段はなく、蔓を生やして絡み付けるのが関の山。それすら強敵には意味を成さないだろう。
加勢もろくにできない彼女だが、いざとなったら盾にでもなって命に代えても夫を守る覚悟がある。否、実際にそうしてきた。

これまでに何度もオルテンシアを庇うこともあれば、見捨てられたり殺されたりなど様々な理由で命を落としては、葬儀屋によるものとは違う手段で魂を消耗せずに本来よりも短い期間での復活と肉体の再構築を行い、その度に姿を変えてオルテンシアに近付いては初めて会ったふりをしてそばに居続けている。
つまり、今までオルテンシアが手元に置いて取っ替え引っ替えしてきた(と思っている)女達は全て、アイビーただ一人なのである。
利用されていることも使い捨てにされることも全てわかった上でそうしつづけるのはやはり愛ゆえなのだろう…。

コルニクスやトワイラなどの子孫達に対しては、たびたび会いにいっては溢れんばかりの愛をもって甘やかしている。それがどう思われているかは定かではないが、そこはあまり気にしていない。そもそもの行動理由がオルテンシアの搾取を見過ごしている罪悪感を和らげたい気持ちと、自分と夫の血を受け継いでいる子供達を可愛がっていたいという自己満足からくるエゴだと割り切っているからだ。

子孫への愛も確かにあるが、それでも彼女にとって一番大事なのはオルテンシアなのだ。いつか彼らが戦う時が来れば、彼女は迷わずオルテンシアの前に立つ者を敵とみなすだろう。

キャラクター詳細

身長	152cm
１人称	私
２人称	あなた、○○ちゃん、○○さん
好き	オルテンシア、子孫たち
嫌い	オルテンシアを傷付けるもの