国家と民族の基本設定
2024/12/04 12:26
2024/12/04 14:26
小説本編内でも説明されますが、「トレンティア」と「ズミ」という二国が登場し、戦争状態にあります。トレンティアがズミへ一方的な侵略戦争を仕掛けているという状況です。
最初は侵略されているズミが主人公サイドとして物語が始まっています。
◆両国の共通点と違いざっくり
両国ともに王政の王国です。また、言語については、話し言葉はファンタジー都合で通じますが、書き言葉は別になっていて、それぞれを習得している者にしか読めません。
衣服の文化について。民衆が着る普段着や、宗教儀礼に用いられる祭服はそれぞれ伝統的な衣装があって雰囲気が異なりますが、軍人の戦闘服については造形に大きな差はありません(生地や模様などに違いは現れます)。
基本的に軍人達が主人公となるバトルものなので、その点で文化差が顕著に書かれていることは少ないです。
気候、食文化、建築様式についてはファンタジー都合であまり差がありません。
魔法という技術がトレンティア特有であり、ズミでの歴史は浅いです。戦争が始まる前に行われていた国交で若干ズミにも輸入されて研究発展していますが、ごくごく一部の知識人だけが有する外国文明という認識です。
しかしその短い歴史の中でもズミはズミの文化や土壌に合った独自の魔法技術が芽生えています。ただ、すぐに始まった戦争によって王都が壊滅したため、その知識は失われつつあります。
人種の違いとして、ズミ人は「黒髪黒目」、トレンティア人は「金髪碧眼」と、髪と目の色にのみ違いを付けています。
ファンタジーデフォルメのため、1国家=1民族です。同じ国内に別民族がいたり同じ民族の別国家があることは想定されていません。
それぞれの文化の詳細については別ストーリーで詳しく書きます。
◆戦争の経緯
両国の間には「黒い森」という、毒霧が立ち込める森林が広がっていて、歴史上長い間、人が行き来することはできませんでした。
しかしトレンティアが魔法技術を発展させ、黒い森の毒霧を防ぎながら森を渡る方法を確立したことで、国交が始まりました。魔法技術がトレンティア特有のものであるため、基本的にはトレンティア人の主導でしか国を行き来することができません。
はじめは友好な国交が行われ、ズミにもトレンティアの知識や文化が輸入されました。技術の格差があるため、トレンティアの方が国として上に立つような構図ではありました。
しばらくそんな国交が続きましたがなんやかんやあって結局対立して戦争が始まりました。しかしやっぱり格差があるので、トレンティアからの一方的な侵略戦争になりました。
トレンティアの恐ろしい魔法技術によってズミの王族は皆殺しにされ、王都は廃墟となり、国軍も壊滅しました。トレンティア側としては「戦争は我らの勝利に終わった」という認識で、軍や政治家をズミに入れて支配体制を整えていく段階です。
ズミ側としては、王を殺されても、たとえ国軍が壊滅しても、それでも侵略者に屈しはしない、という気高い志を持った戦士たちが「レジスタンス」として立ち上がり、抵抗の戦争を継続しています。トレンティア側からしたら「市民が抵抗してゲリラ戦をしている」程度の認識です。
主人公ヨンはこの「レジスタンス」の兵士です。傍から見ればとっくに終わっている戦争の中で、抗う者として立ち上がっているところからお話は始まってます。
最初は侵略されているズミが主人公サイドとして物語が始まっています。
◆両国の共通点と違いざっくり
両国ともに王政の王国です。また、言語については、話し言葉はファンタジー都合で通じますが、書き言葉は別になっていて、それぞれを習得している者にしか読めません。
衣服の文化について。民衆が着る普段着や、宗教儀礼に用いられる祭服はそれぞれ伝統的な衣装があって雰囲気が異なりますが、軍人の戦闘服については造形に大きな差はありません(生地や模様などに違いは現れます)。
基本的に軍人達が主人公となるバトルものなので、その点で文化差が顕著に書かれていることは少ないです。
気候、食文化、建築様式についてはファンタジー都合であまり差がありません。
魔法という技術がトレンティア特有であり、ズミでの歴史は浅いです。戦争が始まる前に行われていた国交で若干ズミにも輸入されて研究発展していますが、ごくごく一部の知識人だけが有する外国文明という認識です。
しかしその短い歴史の中でもズミはズミの文化や土壌に合った独自の魔法技術が芽生えています。ただ、すぐに始まった戦争によって王都が壊滅したため、その知識は失われつつあります。
人種の違いとして、ズミ人は「黒髪黒目」、トレンティア人は「金髪碧眼」と、髪と目の色にのみ違いを付けています。
ファンタジーデフォルメのため、1国家=1民族です。同じ国内に別民族がいたり同じ民族の別国家があることは想定されていません。
それぞれの文化の詳細については別ストーリーで詳しく書きます。
◆戦争の経緯
両国の間には「黒い森」という、毒霧が立ち込める森林が広がっていて、歴史上長い間、人が行き来することはできませんでした。
しかしトレンティアが魔法技術を発展させ、黒い森の毒霧を防ぎながら森を渡る方法を確立したことで、国交が始まりました。魔法技術がトレンティア特有のものであるため、基本的にはトレンティア人の主導でしか国を行き来することができません。
はじめは友好な国交が行われ、ズミにもトレンティアの知識や文化が輸入されました。技術の格差があるため、トレンティアの方が国として上に立つような構図ではありました。
しばらくそんな国交が続きましたがなんやかんやあって結局対立して戦争が始まりました。しかしやっぱり格差があるので、トレンティアからの一方的な侵略戦争になりました。
トレンティアの恐ろしい魔法技術によってズミの王族は皆殺しにされ、王都は廃墟となり、国軍も壊滅しました。トレンティア側としては「戦争は我らの勝利に終わった」という認識で、軍や政治家をズミに入れて支配体制を整えていく段階です。
ズミ側としては、王を殺されても、たとえ国軍が壊滅しても、それでも侵略者に屈しはしない、という気高い志を持った戦士たちが「レジスタンス」として立ち上がり、抵抗の戦争を継続しています。トレンティア側からしたら「市民が抵抗してゲリラ戦をしている」程度の認識です。
主人公ヨンはこの「レジスタンス」の兵士です。傍から見ればとっくに終わっている戦争の中で、抗う者として立ち上がっているところからお話は始まってます。