通常技【パッシブ】黄昏の幻影

1ターンに1回分身を作る。最大2体迄。

必殺技黄昏の燈火

眩い炎を放って周囲を燃やし尽くす。3ターンの間周囲に炎をまき散らし、触れると確定で炎上を付与する。

キャラクタープロフィール

夕暮れから日の入までに廃教会に行くと会えると言われている都市伝説。
願いを一つ叶えてくれるのだが、願いの大きさに伴う不幸にも見舞われるらしく、ネット掲示板やSNSで実しやかに囁かれ、オカルト界隈では度々話題になる。
今日も夕陽に照らされて、何かを待つようにそこに佇んでいる。

「君は……そうか、君は私を終わらせに来てくれたか」
「この教会は……嫌な事が多すぎる。絶望、怨嗟、悲哀……私が嫌いな感情が未だ渦巻いているよ」
「次に会う日が、今日より少しだけいい日でありますように」

「よせ……これ以上見るな……！」

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「10年前の事だ。絶望が一家を巻き込み、怨嗟が教会を包み、悲哀が残り……人々の噂で私は生まれたのだ」

その正体は10年前に起きた一家心中事件から人々が様々な噂をしだし、ある書き込みにより都市伝説となって、妖魔化した存在。黄昏の君の周囲に近づくと、「見える人」にはどす黒い人だったモノに襲われ、「見えない人」は抵抗する間もなく喰われてしまう。噂通り願いは叶うが、叶う前に喰われてしまう。幸運にも生き残った者が掲示板に書き込んで、噂が人を呼び、被害者が今も増えていている。そのどす黒い人だったモノの正体は、一家心中事件を引き起こした父親その人。彼は未だ成仏できず、事件が起きた夕暮れ時に現れて、幸せそうに生きる者達に対し愛憎を抱いて、魂を取り込んで幸せになろうとしている。
黄昏の君は他者に害を与えたいとは考えてはおらず、ただ教会に地縛霊のように縛られ、そこで「絶望が渦巻くこの教会から、父親から解き放ってくれる人」を待ち続けているのだ。