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イラスト説明
ある日バーにいるバニーガールのディーラーは、カードを配りながら、彼とのやりとりを楽しんでいた。
「なぁところで……Ah……俺はいくらになる?見ての通りもう何もないんだ」
「そうね先に買った貴方の服が10ドルだから……それ以下じゃないかしら?」
「あぁそうかい」
男は、笑い大袈裟に首を振りながら項垂れるとその先にある赤いヒールに視線を送る。
「君の……その靴はいくら?」
「1000ドルってとこかしら?」
「そりゃあ凄い。そうだなその靴っていうよりもついてるオプション(トランプ)が高そうだ」
「ふふ……そうね?」
「因みに君が羽織っている俺の服にも実はオプションがあるんだ」
「あら?知らなかったわ。どんな?」
「俺だ」
「それは最初に戻るのかしら?」
「いや、ついさっき俺の体には君の心を暖めるっていうオプションが更に上乗せされたんだがどうだい?」
「それはいくら?」
「無料だよ。愛は金じゃ買えない。そうだろ?ん?」
何かを期待する彼の眼差しにフフと笑い
「負けたわ」
女はヒールを脱ぎ男に渡した。
→続
「なぁところで……Ah……俺はいくらになる?見ての通りもう何もないんだ」
「そうね先に買った貴方の服が10ドルだから……それ以下じゃないかしら?」
「あぁそうかい」
男は、笑い大袈裟に首を振りながら項垂れるとその先にある赤いヒールに視線を送る。
「君の……その靴はいくら?」
「1000ドルってとこかしら?」
「そりゃあ凄い。そうだなその靴っていうよりもついてるオプション(トランプ)が高そうだ」
「ふふ……そうね?」
「因みに君が羽織っている俺の服にも実はオプションがあるんだ」
「あら?知らなかったわ。どんな?」
「俺だ」
「それは最初に戻るのかしら?」
「いや、ついさっき俺の体には君の心を暖めるっていうオプションが更に上乗せされたんだがどうだい?」
「それはいくら?」
「無料だよ。愛は金じゃ買えない。そうだろ?ん?」
何かを期待する彼の眼差しにフフと笑い
「負けたわ」
女はヒールを脱ぎ男に渡した。
→続
最終更新日時: 2024/04/24 20:42
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