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キャラクタープロフィール

病が悪霊の仕業とされている地方で言い伝えられている。
その姿は、現在確認されていない。
親が子供の死体を社に供えると、何処からか赤子の泣き声が聞こえてくるという。
赤子は一角に守られており、悪霊等からは遮断されるのだとか。
強い子供を産み直す事ができる怪異として語られており、その赤子は供えた子供と同じ1つの個体として育てられる事が多い。
×××
疲れた顔をした夫婦によって、少女が供えられた。長い闘病の末、息絶えたのだそう。
私は、何時ものように赤子をその夫婦に授けた。赤子は、引き取られていった。
「私のことが見えるのかい」
供えられた少女の魂は、霊力が強かった。私と対話を図ってきたのだ。
彼女には、昔から悪霊が多く憑いていたこと。きっとそれは『新しい自分』にも憑くだろうと心配していること。
「それなら、私の力を持っていきなさい。」
私は力を分け与えた。霊力の強い彼女ならば、使いこなせるだろうと。
彼女は現在、『妹』さんの守護霊として楽しく暮らせているのだろうか。
近々社を抜け出して、見に行ってみようか。
キャラクター詳細
読み方 | ひとつの |
最終更新日時: 2022/05/28 18:43