第37回マンチャレ!『パロコラバレンタイン』
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密かな想いを込めて

この子達尊すぎ!!!
以下、wheelの妄想劇。
(解釈違いだったらすみません。完全に妄想です。)

バレンタインの日、刺久の心は落ち着かなかった。
(言葉...まだ帰りじゃないのか。)
普段はマイペースで落ち着いた雰囲気の彼女だが、昇降口の付近で帰りの生徒を目で追う姿からソワソワした気持ちが辺りの空気に漏れている。
「刺久ちゃん?」
(...!?)
待ち望んでいた声が急に視界の外から現れ、ドキッとしながら手に持っているものを隠した。
慌てた素振りは見せなかったが、刺久の”不自然”をにわかに感じつつ、言葉は口を開いた。
「刺久ちゃん。」
「言葉、」
「こっち!」
ほぼ同時に刺久も声を発したが、珍しく強引に話を進めようする言葉に対し、呆気に取られてしまった。
「あそこのベンチに座ろう。」
刺久は言葉の勇み足に手を引かれるように歩した。

2人でベンチに腰を下ろすもなんとなくぎこちない空気が漂っていた。
少し震えた声が、意を決するように空気を裂いた。
「刺久ちゃん、これバレンタインチョコ!」
(え?言葉からチョコ?)
「なんで言葉が。」
「刺久ちゃんとチョコ食べたくて、作ってみたんだよ!...変、かなぁ?」

思いがけないプレゼントに驚くも、すぐに刺久の表情は和らいだ。
「...変じゃない。やっぱり言葉は言葉だな。」
それってどういう意味?と言いたげに一瞬怪訝そうな顔をした言葉だったが、嬉しそうに微笑み、手作りの生チョコを刺久の口元に運んだ。
「はい、あーん。」
とても恥ずかしげな表情を浮かべた刺久だったが、言葉の気持ちに応えるようにマスクに手を伸ばした──。


ここから先は皆さんのご妄想にお任せします。

また、刺久ちゃんの口と言葉きゅんの手の位置が合わず意地悪してるみたいになってすみません...。
たぶん、そういう焦らしはしないと思いつつ、気づいた時には修正が不可でした(^ω^)


■描かせていただいたキャラ(投稿者様)
・四ツ目刺久(あまみままも様)
・涼月言葉(あまみままも様)

Artist: wheelさん

イベント情報

MONTHLY_CHALLENGE37
第37回マンチャレ!『パロコラバレンタイン』

参加期間: 2021/02/03~2021/03/02

投票期間: 2021/03/03~2021/03/09

月ごと!投票制のお題式チャレンジイベントです☆2月のお題は『バレンタイン』でございます☆

結果ステータス★

順位: 3位

得票数: 10票