通常技幻術:虚

相手はいつのまにか幻のフェルヌスと戦っている(本物はトンズラ

必殺技アクサーパラノーマ

大規模な幻術魔法。国一つを騙す程の強力な幻術結界の中へ相手を引き込み閉じ込める。二度と抜け出せない迷宮へと落とす。

キャラクタープロフィール

青みがかった黒髪に、サファイア色の瞳。

国王の家臣として城で働いていた魔術師。国王の娘リンネに魔法を教えていた為、彼女からは「師匠」と呼ばれ懐かれていた。

しかし、フェルヌスが家臣であることや、リンネが国王の娘であることは彼の幻術による記憶操作だった。

フェルヌスは遠い昔、裏切者に奪われた「神の記憶(本のような媒体)」を王国から奪還するべく潜入していたのである。ところが、奪還一歩手前で失敗、全ての幻術が解けた王国にリンネ共々追われる結果に。

なんとか逃れたものの、手負いでリンネを連れていく力もなく、偶然か必然か現れたフェリークへとリンネを託した。その後行方不明。
外見こそ若いが数百年生きているジジイ。

その昔、神はこの地を去る前人が自分達を忘れぬよう信仰のある者達へ「記憶を他者へ引き継ぐ力」を授けた。それと同時その一族の長となる者へ不老長寿の力も授けた。彼らは自らを「アルスの一族」と名乗った。

長は寿命が来る前に、次の長になる者へ不老長寿の力を受け渡し、代々神の復活を目指してきた。

フェルヌスはその最後の一人で、数百年間リンネが生まれた「祈りの神殿」を守ってきた。