通常技触の残照

触腕の王と呼ばれた偉大なる指導者の遺体の左腕の一部が魚川の身体と一体化している。魚川が養分を分けてあげる事でかろうじて『生きている』らしい。普段は服で覆われており見えないが露出させ日の光に当てると元の大きさにまで戻り力を発揮する。

必殺技"自由への旅立ち"(ブレイクフリー)

かつて旧世界を繋ぐパスの役割を果たした鍵槍。異界から無数の眷属、軍勢を呼び出すことが出来るため、これによって多数の私兵を用意する事が可能となり自身の部隊を盤石なものにしてきた。人海戦術に長け理不尽なまでに湧いてくる。

キャラクタープロフィール

現世にやって来たばかりの魚川。普段はおちゃらけているが時に無頼のような一面を覗かせる。料理の腕前はなかなかのモノ。
かつて仕えた王を復活させるため、王の遺骸の一部を自身と同化させている。ある科学力に秀でる秘密組織に目をつけ、断片を元に王の復元を狙う。
組織に力を認められ特務部隊隊長兼、料理番に任命。５日も経たずに部隊を私物化し電撃的に組織の敵対勢力を掌握していく。これには組織のボスもおもわずにっこり。一躍、名の知れた幹部たちと肩を並べる地位にのし上がった。まさに出世魚ともいえよう。後に義娘となる少女との邂逅を経て次第に人を好きになっていく。
王の復活の目的には来るべき災厄に備えての準備という面が大きい。もう一度会いたいという理由もあるのだが、魚川は異界からある少女が『移送』される事を前もって知らされていた。その際に世界規模の天変地異が起こる事が前例としてありそれを危惧しつつ、起こるであろう混乱に乗じて新たに相応しい王をたて世界をより良い方向に復興させる。この計画こそ彼の真の狙いである。大切な存在が命を賭して守ったこの世界の存亡をかけ、魚川は焦燥に駆られながらも人知れず戦い続けた。