キャラクタープロフィール

あだ名アナーキー

パティスリーや占いの館やらで賑わう街の外れにある大きな学園附属病院の精神科職員。
街はさほど治安は悪くないが近年警察から依頼されて犯罪者や中毒患者を受け持つ事が増えている。
仕事の後のワインが毎週の楽しみで特にクリスマスが近づくとニコニコと微笑みながら歩く彼女が見られる。恋人はいない。
ワイングラスも大量に所持しているのだが、自分が飲む時は決まってとあるシャンパングラスを用いる。なんでも既に退職してしまった「先輩」からのクリスマスプレゼントなんだそう。彼女の後輩達は「先輩」が男であると思っているが真実が彼女の口から語られることは無い。
先祖代々伝わる「空間改変」の力を習得しており、度々使用する姿が見える。

空間改変
空間に歪みを作り、真空のような世界を生み出す力。簡単に物を吸い込み、一般人が吸い込まれた物を取り出すのは至難の業。また、その人それぞれで歪みを作り出す空間の座標にズレがあるため、ほとんど他人の作り出した世界には干渉できないという。習得のためには魔力が生まれつき弱い事、訓練と儀式を順序通りに行う事など、様々な条件がありこれまで穴空の家系以外の者も大勢が習得のために奔走したが、大抵が力を使えず、使えても歪みに飲まれ帰らぬ人となったりと危険な力であった。穴空の血は魔力が元より弱く、滅ぼされることを恐れた先祖が最初にこの力を悟り、教えなどを書物としてまとめた。門外不出で今は本家の地下の金庫に先祖達の遺産と共に保管されている。