キャラクタープロフィール

[苦悩のピアニスト]

活躍し名が広がるにつれ、人々が自身の「音」よりも「名」を評価の中心にし始めた事に疑問を抱き、演奏を続ける事への憤りと恐怖、唯一の取り柄で好きだった音楽が嫌いになっていく恐怖から狂気に陥り、発狂したピアニストの女性。

神童と評された新進気鋭のピアニストで、裕福で厳格な両親に育てられたため上品な性格の持ち主だった。

発狂後も作曲を続けようとする彼女であったが、もはやかつての洗練された音はなく、その譜面は解読不能なほど滅茶苦茶で、頭の中で流れるこの世の音階に存在しない音を記そうと探し続けているため、今も完成させられない譜面の前で嘆き続けている。

マリス・フェネリーとは幼馴染で、幼い頃は両親の目を搔い潜って遊んだり、ピアノとヴァイオリンで一緒に合奏するほどの仲だった。
クララが街を出て首都へ向かった後は頻繁に手紙のやり取りもしていたが、発狂後はマリスに心配をかけたくない、嘘をつきたくない思いから返信が書けなくなってしまい、音信不通状態になっている。

「この曲を聴いて感じてほしい。愛すべき故郷の雄大さと、偉大さを」

キャラクター詳細

読み方	クララ・アデレード・フィッツアラン
誕生日	5月8日
年齢	19歳
身長	164cm
職業	ピアニスト
１人称	私
２人称	貴方、～さん、親しければ名前
好き	マリー、猫、雨の日
嫌い	高所