通常技嵐の前の静けさ

雲一つない快晴、無風の夜は鎧翠纏いし竜が到来する前触れ。

必殺技死の旋風

木々を薙ぎ倒し、河川を枯れさせるは嵐の如く。

キャラクタープロフィール

身体を纏う鱗が鎧の如く強固な竜。

【調査報告書①】
山間部の渓谷や渓流、果ては村落付近の道沿いに出現し、たった一晩で甚大な人的・物的被害を齎す対象である。
直近での被害について：対象が付近を通過したことにより発生した暴風と、土砂崩れに巻き込まれた家屋5棟が倒壊し、同時に近隣の複数の畑・田んぼに壊滅的な被害が出た。これにより6名の負傷者と、2名の死者が確認された。

【調査報告書②】
対象が通過した場所の木々は割れるように薙ぎ倒され、河川(もしくは渓流)は水気を失い、一時的に複数の村落で水の供給が滞るほどであった。
保存されている文献によると、300年以上前から存在は確認されている模様。文献には『疾風の鎧嵐翠竜』との名で恐れられ、『驕り高ぶった我ら人間に対する神罰』とも記されていた。

【調査員の日記】※一部抜粋
竜が出現する村落に許可を貰って寝泊まりさせてもらい、被害を受けた場所へ赴いて調査をしていたある日、対象から剝がれ落ちたと思しき鱗を発見。
エメラルドの輝きを放ち、傷一つないその鱗は、宝石と見紛えてしまいそうなほどだった。貴重な現物なので厳重に保管されてしまったけど、もしあれを宝石商などに鑑定してもらった場合、どれほどの値が付くのだろう…。

※諸事情により一度削除したキャラクターですが、ほんのちょっぴり加筆修正して再投稿しております。何卒。