『サラ・キラボシ』の設定資料

サラ・キラボシ

投稿日: 2024/06/14 23:23

イラスト説明

リゲルとサラの両親はどちらも航海士で彼らが生まれる前から親同士で付き合いがあった。
親同士の仲が良いこともあり、リゲルとサラは幼少期の頃からお互いに遊び相手として会う機会がしばしばあった。2人とも星や宇宙が好きという意味でも気が合う仲で、親の予定に関係なく2人で会って遊ぶような親密な仲になっていた。

キラボシ家は許嫁と結婚する風習があり、サラも幼い頃からのその風習の話を聞かされていた。その話を聞いた時から、相手がリゲルくんならいいのになあ、と、そのような思いを抱いていた。

ある時、父の仕事の関係で引越しをすることになり、リゲルとは離れ離れとなる。
しばらくの間、手紙等でやりとりをしていたが、次第にその頻度は減っていった。それでも、心のどこかでリゲルを想う日々は続いていた。
サラ本人はその想いを表に出しているつもりはなかったが、両親はサラはいつでもリゲルのことを想っているのだと感じていた。

サラは高校生になり、いつも通り学生生活を送る中で、再び父の転勤の話があり引越しをすることに。新たに学生生活を送るその学校にはリゲルの姿があった。
久しぶりの再会に意気投合する2人。
子供の頃の記憶が蘇り、2人の学生生活は充実を極めるのであった。

そんな中、サラは正式に許嫁の話を両親から受ける。
リゲルへの想いを心の奥にしまい、覚悟の上でお相手との顔合わせの場に出ると、目の前に現れたのはリゲルであった。

実は両家の間で2人を再開させるために生活拠点を近くに移したのだった。
サラの両親は許嫁の風習に習いつつもサラの望む相手を用意したいと考えた結果、リゲルに今後の人生をサラと歩んでもらえるよう懇願していた。

2人はその後も幸せな時間を過ごし、いよいよ結婚を前にし、今に至る──。

最終更新日時： 2024/06/14 23:23