通常技不浄なる水飛沫Lv.5

常時発動・解除不可。相手による攻撃に反応し成功率50%の自動防御を行う。その後、防いだ攻撃と同じ回数の反射攻撃をする。

必殺技救いなき飢渇Lv.7

自身と相手に継続ダメージを与える。ダメージ量は各対象のHPをDEF×2で等分した値になる。どちらかのHPが0になるまで続き、効果終了時にHPが0になった方の最大HP分だけHPが残っている方を回復させる。

キャラクタープロフィール

クレネリュキオンが堕天使になったもしもの世界線での姿。

　※鬱展開です※
悪魔に敗北しそのまま拘束されてしまい、逃げられないまま時間をかけて穢れが蓄積されていった結果、天使ではいられなくなってしまった。
穢れきってしまう前に自害によって天界へ還ることで拘束を逃れようとするも、クレネリュキオン自身の防御力の高さと回復効果のある神聖力の性質が災いしそれは叶わなかった。

堕天してもなお穢れを嫌い、その嫌悪は自分自身にも向かう事になる。その事実に耐えられず涙は枯れ果ててしまった。

穢れてしまった姿を他の天使たちに見られたくなく、深海の奥底に身を隠し、静かに死を待っている。

堕天する際、死にたい気持ちと死ねなかった後悔が能力の変質に影響を及ぼし、ステータス上は弱体化していながら自ら死ぬことも他者の手で殺されることも困難な身体になってしまった。

堕天してからクレネリュキオンは生きる気などなく食べ物は一切口にしていない。にもかかわらず生き続けているのは自傷行為のつもりで深海の生物を巻き込んで『救いなき飢渇』を発動させているから。クレネリュキオンより先に力尽きた生き物の数だけ知らず知らずのうちに生命力を得ている。

自分で死ねないのならせめて天使の手で終わらせてほしいという気持ちもあり、天使に見つかった場合「殺してくれ」と懇願するが大抵『不浄なる水飛沫』のせいで天使の方が倒されてしまう。
自分に倒されて天界へ還ってゆく天使たちを見て、傷付けてしまったと罪悪感を抱くと同時に、天界に還れる天使たちが心底羨ましいと思っている。