通常技ルサンチマンのワルツ

弱者は強者よりも高慢で恐ろしい。

必殺技味のない涙

彼女が悲しみにくれたのはいつのことだっただろうか。彼女の涙は使い古されてボロボロだ。

キャラクタープロフィール

葉山家に仕える使用人。架恋と同じく、美影の身の回りの世話をしている。
もともと孤児院の生まれ。虐待の激しい孤児院の中でも、群を抜いて嫌われていた。しかし、成長するに連れて自身の性別や器量の良さを生かした「媚び方」を理解するようになり、十五になる頃には、転じて姫のごとく扱われるようになった。
そして、十八で、ミカエルと名乗る男に引き取られ、「紫」という名を与えられた。
彼女はミカエルに葉山家の使用人となり、美影の容態を彼に逐一報告するように命じられた。

葉山家での彼女の生活は何不自由ない満ち足りたもので、高い給与や、質のいい寝床に、彼女は心を奪われた。
もしも、ミカエルが彼女に葉山家から離れるように伝えられたならば、彼を裏切っても構わないと思っている。

彼女は自分以外に尊いものがあるとは思わない。彼女には他人への憧憬も嫉妬も恋慕も興味すらない。あるのは激しい嫌悪感だけである。

キャラクター詳細

読み方	えにしだむらさき
誕生日	11月9日
年齢	25歳
身長	150cm
体重	40kg
職業	使用人
１人称	私
２人称	〇〇さん
好き	自分、ロリータファッション
嫌い	自分以外の人間、ピーマン