ルびー宅の神様を集めたパックです。

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【注意】ストーリー一覧にて人によっては不快な描写があるかもしれません。閲覧の際はお気を付けてください。
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とある世界は5柱の神様によって創られたという。



地神が星を作り空を大地を生み

命神がその大地に命を生み

現神が肉体と現実と科学の発展を

幻神が魂と意識と魔法の発展を

無神が空間と無を


その5柱から派生するように他の神々も生まれ。
世界は無数に生まれた。

しかし、全てが完璧な物ではなかった。

当然ながら失敗作もある。
だがそれすらも神様は愛し処分することは出来なかった。
神様は愛と慈悲しか知らない。それ故に怒りを持つことができない。


それを補うかのように彼らは生まれた。

彼らは世界に散らばり世界に害をなす失敗作の魂を容赦なく殺して喰らう。それは、本当の死を運ぶ。

彼らは神様同様、死”神”と呼ばれた。

しかし彼らにあるのは神様と違い怒りと憎しみの感情。

その赤い目に映るは暗くて濁った世界。
その耳に聴こえるのは世界の悲鳴。
その鼻に匂うのは血のような臭い。
その舌に感じるは苦い魂の味。
その触れて感じるのは痛み。

基本的に不老不死でありながら一度傷を作ると塞がることない皮膚と消えることのない痛み。

それなのに彼らは神様を敬い愛する。

それはまるで都合の良く創られたかのように…。




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世界は神様の掌から溢れてしまうほどにできてしまった。
そして特に不安定になるのは”命”だ、

だから2代目命神を創った。

そして、時が流れ人間が生まれ、また時が流れる。

人間はそれはそれは厄介な生き物であった。強い自我を持ち自ら破滅へ進もうとしていた彼らを救うため3代目の命神を創ることにした。

3代目の命神は人間の命のバランスを整える。
3代目命神も無事に生まれすくすくと育っていったしかし、問題が起きた。

彼女に力を与えすぎたのである。


神々は通常。生まれてある程度の年齢を重ねたら容姿の年齢が止まる。
その際に容姿の発育に使われていたマナが行き場を失い暴走することがある。
だから、神々は容姿年齢が止まる時期になるとマナの豊富な神界を離れ世界を旅をする。
その際に世界のマナのバランスを崩さないように同じ場所には留まらず様々な世界を巡ることになる。
また、その旅は危険のないよう2柱以上の複数で行う。


しかし、彼女は力が大きすぎた。彼女1柱が他の世界へ行くだけでその世界のマナの容量はギリギリである。
彼女と他の誰かを旅に出すには同じ属性のもの以外でなければならない。いや…正反対のものを連れていくべきだろう。
そして、彼女とマナの相性もよく正反対の属性のもの…それはとある死神であった。