ドキュメント
不可解な能力が一部の人類に発現。
世界でもごく少数の人間に備わったそれは、超能力と言われ非科学的な存在と思われていた。
しかし現代では解析と研究が進み、ついに超能力をもたらす究極の素粒子「トリニティ・クアンタム」の理論が提唱された。
ただしその能力は、使用する人間の精神を蝕む場合が多く、仮に平気だった場合でも犯罪に利用されるケースが多発した。
世界は混乱し、各国で「能力者」とされる人間への対策が立てられていった。
―舞台は日本。
15歳の少女「クー」は、何もない空間に炎を発生させることができる「パイロキネシス・クアンタム」を持ち、国から能力の使用を認められた「国家特定能力者」の一人。
能力の暴走で自我を失った者や、能力を犯罪に使う者の鎮圧を国から命じられた際に、彼女は高温の青い炎を纏って戦う。
…しかし、戦いを避けられないその役割を全うするには、彼女はあまりにも優しすぎた。
第三章
2021/10/22 22:10
第ニ章
2021/10/20 21:38
第一章
2021/10/20 21:37
第0章
2021/10/20 21:15
用語集
2021/10/20 21:14