個人パック

全 17 種

パック説明イラスト

忘失星 ─ワスレボシ─

誰もが忘れた星の話

パックマスター:
へみょ

収録キャラ

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ドキュメント

それは、誰もが平和な日常が続くと信じてやまないような、そんなある日のことだった。

城の祭壇から太陽と月が消えた。
支えを失った世界は光と時間を失い、「星霊病(せいれいびょう)」と呼称される病気が蔓延する。

宮廷騎士団の1人として城に住み込みで仕えているクローチェと、同じく宮廷騎士団員であり幼馴染であるグランシャリオ、ポラールの3人は、セルペンスという宮廷医師に頼まれ、全ての星霊病患者を一度に治す唯一の方法……つまり、太陽と月を探す旅に出ることになる。

一方で、「うそつきカラス」を名乗る青年がクローチェの前に度々現れる。
彼は言う。
「病気を治せ。禁忌を破れ」と。

太陽と月の行方は何処か。
彼らが自らの意思で動いたのか、それとも誰かに連れ去られたのか。
そして、うそつきカラスの目的とは、クローチェに言葉をかける理由は何か。

街を巡った彼らの辿り着いた先には、
星々の誰もが忘失(わす)れてしまった記憶があった。

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*世界観:ファンタジー
星、星座モチーフの創作。
世界に欠かせない太陽と月が行方不明になり、世界から光と時間が失われてしまう。

*ストーリータイプ:RPG
多少寄り道はあれど、エンディングまで一本筋のストーリー。
目的達成のために世界を巡る、フィールド探索系。
戦闘は素早さ順のターン制。

*概要
【ガーデン】
星達が暮らす大陸の名前。
国の中心部に城があり、それを1〜12月の街が囲んでいる。
7・8月の街は年中暑く、12月の街はいつでも雪が積もっているというように街毎で気候が違う。

【オービット】
ガーデンの中心部に位置する城の名前。
城内のさらに中心部の祭壇に「太陽の妖精・ソアレ」と「月の妖精・レヴォネ」が祀られている。

【太陽と月】
世界の光と時間を司っている。
その強大な力を抑える為、普段は水晶として存在している。
行方不明になってからは城から人工灯(じんこうとう)を発し、2つの代わりとしている。

【星武器】
一般的な武器とは違い、星の力を利用して生成される特殊な武器。
星武器の1番の特徴は、肉体を傷付けずに精神のみを攻撃することが可能な点。
普段星の力は「媒体」と呼ばれるアクセサリーなどの形をしていて、基本的にそれがなければ使用できない。
意思が強ければ強いほどその力は増す。
持ち歩きしているわけではなく、本人の意思により具現する。
媒体から星の力で星武器を生成するタイプ、媒体が直接星武器に変化するタイプの2通りがある。

【星霊病】
幻覚を見るようになり、攻撃的になる精神の病気。
発症の原因は誰しもが持つ不平不満などの後ろめたい感情が本人の意思を乗っ取り暴走してしまうこと。
このような「負の力」は、太陽と月の神聖な「正の力」で抑えられる(相殺できる)ものであり、存在の認知度は低かった。
それ故に対処法や治療薬などが存在せず、結果として蔓延してしまった。
なお、「精神の星霊病の部分」のみを攻撃出来る上、意思の強さと比例して強力になる星武器によって対象を倒せれば治すことが出来る。
逆に言えば、星武器の威力が落ちている人は危険なサインである。

【統治者】
各街の代表者的存在。
統治者の家系は同じ星座の力を代々受け継いでいる。
統治者が司っている星座と街の関係は「日本でその月に見える黄道12星座」である。
例:1月の日本の空には双子座が見える→1月の街の統治者は双子座の家系

【宮廷騎士団】
城に住み込みで仕えている人々の呼称。
基本的に自身を鍛えるための訓練を行っているが、依頼が入れば各街のパトロールや物資配達など多岐に渡って活動する。
そのため城を離れ遠くへ赴くことも珍しくない。
依頼が無い日に限り、申請を出せば外出することも可能。


*世界地図はinkarnateさんで作りました。

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