ストーリー
Shining Roid Unit

【夢見るロボットの研究員】

2023/09/20 22:28

2023/09/20 22:28


(※内容は変更する場合があります。予めご了承ください。)

 大規模機械研究団体『ロボティクスエダン(以外:RE)』や富豪の別荘や彼ら御用達のリゾート地が有名な小さな惑星・エダンで稼働開始したヒューマノイドの話。

 REの小団体『アメリカチーム』が制作した『HopeMarx(ホープマルクス)』が実験の為、稼働を開始した。ホープマルクスは、難関大学と大学院を卒業し、エダンの研究員となり、ヒューマノイド社会の研究員の一員として研究に励んだ。

 ホープマルクスは、研究の一貫として、REから離れた田舎町の商人Joseph(ジョセフ)のもとで働き始めた。ジョセフは、惑星・テイラ(※地球とほぼ特徴が似ている。)でコメディアンとして活躍したいとホープマルクスに自身の夢を語った。更に、ホープマルクスはジョセフに一緒にお笑いをやろうと提案され、お笑いの動画を観て一緒に勉強した。

 しかし、ホープマルクスが働いていた町で、大量のロボット破壊と虐殺が起きてしまった。原因は長年のエダンの娯楽禁止令を撤廃する運動が過激になったためだった。ホープマルクスは、ジョセフに安否の連絡をしたが、ジョセフからの返答は無かった。ホープマルクスは破壊されるまいと、とにかく遠くへ必死に逃げたが、逃げる途中車に轢かれてボディが破損してしまい、動けなくなってしまった。たまたま通りかかった母校の教授でエンジニア・神田バン(かんだ -)に拾われ、ボディーを修理してもらった。

 ホープマルクスは、神田教授のような名前が欲しいと、神田にお願いをすると、「望(のぞむ)」という名前を貰った。テイラで活躍するタレントを目指して、芸能事務所「Village Workers」のオーディションにエントリーをし、神田と共にテイラに向かう予定だったが、神田が急死してしまった。

 事務所に履歴書を送って一ヶ月後になっても、エントリーの結果がなかなか来ず、望は諦めてエダンで1番の都会・ジョンタウンで予備校のアルバイトを始めた。

 また数日後、芸能事務所からお詫びと追加オーディションの連絡が入り、望は急いでテイラへと向かったのだ。